auニュース

記事検索


最新機種をお求めならココ

最新機種をお求めならココ
新しいことを率先してやる存在に=樋口パナソニックCNS社長
4月20日(木) 19時07分配信 ロイター

[大阪 20日 ロイター] - パナソニック<6752.T>が新設した社内カンパニー、コネクティッドソリューションズ(CNS)社の社長に就任した樋口泰行氏(パナソニック専務)は20日、大阪市内で記者団に対し「新しいことを率先してやっている存在になりたい」と述べ、経営改革に意欲を示した。

樋口氏は大学卒業後にパナソニックの前身である松下電器産業に入社し、溶接機や情報機器を担当したが、12年で退社。その後、日本ヒューレット・パッカードやダイエー、日本マイクロソフトなどで経営の指揮を執り、この4月に役員として古巣に復帰した異例の経歴を持つ。6月29日付で代表取締役に就くことも内定している。

樋口氏はパナソニックをはじめ日本の製造業が置かれている状況について「技術の進化とお客様の満足度が比例しなくなってきた中で、戦略の転換が必要だが、同じ戦略をずっとやってきた人の集団だとそれは大変難しい」と指摘。「異分子がぶつかって化学反応を起こすようなことがなければ、変化をしにくい」と述べ、自身がその存在になると決意を示した。

ただ「あまり劇薬を注入すると空中分解になるので、そのバランスをとりながらやることが重要だ」とも付け加えた。

コネクティッドソリューションズ社は旧AVCネットワークス社を母体に4月1日付で設立。外食産業を含めた流通・物流やスタジアム向けなどのエンターテインメント、警察向けのパブリック、航空機向けのアビオニクスなど5つの領域で、BtoB(企業向け)ソリューションビジネスなどを展開している。

だが、旧AVCネットワークス社の業績は苦戦を強いられており、2016年4─12月期の売上高は前年比13%減の7515億円、調整後営業利益は同23%減の446億円と、2桁減収減益となっている。

さらにアビオニクスをめぐっては、米司法省(DOJ)と米国証券取引委員会(SEC)から、連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)と米国証券関連法に基づく調査を受けており、事業の先行きに不透明感が漂っている。

樋口氏は「変化のきっかけとなる人材とみられているので、社内でも新しいことを率先してやっているという存在になりたい」と繰り返したが、アビオニクス問題への対応や収益改善など課題は山積みで、入社早々「外部の血」の成果が試される局面も訪れそうだ。

*カテゴリーを追加しました。

(志田義寧)



最終更新:4月20日(木) 19時28分
前の記事:米WD、東芝半導体買収で産革機構・政投銀と協調も=CFO(ロイター) - 4月20日19時13分
次の記事:ボーズのヘッドフォンが利用者データ無断で収集、米国で訴え(ロイター) - 4月20日12時12分

ピックアップ



トピックス



写真特集