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シャープ社長「海外はまだ不合格」、構造改革に意欲
3月15日(水) 3時16分配信 ロイター

[東京 15日 ロイター] - シャープの戴正呉社長は13日、大阪府堺市のシャープ本社で報道各社の共同インタビューに応じ、「国内は一生懸命頑張っているが、海外はまだだ」と述べ、海外事業の強化を急ぐ考えを示した。

同日に行った記者会見でも「2017年4月からの海外構造改革と業績拡大方針を作る」と表明しており、経営のステージを再建からグローバル戦略へと移すことで、競争力の強化を図る。5月中旬に公表する中期経営計画に盛り込む方針だ。

戴社長は「海外はまだ不合格だ」と指摘。「(社長就任以来の)この短期間に海外も一緒に(改革を)やれば、もっと良い結果が出せた」と述べ、改革に意欲を示した。

具体的には、欧州は子会社化したスロバキアの家電メーカー、UMCでシャープブランドの品ぞろえを充実させることでブランド力を強化。中国は台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業との連携により競争力を確保する。中国の海信電器(ハイセンス)がテレビのシャープブランド使用権を持つ米国では「今は何もできない」と述べつつも、買い戻し交渉に意欲をのぞかせた。

戴社長は「日本を安定、業績を回復させて、そのあと海外をひとつひとつ解決したい」と指摘。「たくさんのオーバーヘッド(費用)をこれから処理しないといけない。ワンシャープに統一して、良い人材を派遣して、海外ビジネスを現地の人に任せたい」と語った。

(志田義寧)



[写真] 3月13日、シャープの戴正呉社長は「国内は一生懸命頑張っているが、海外はまだ」と述べ、海外事業の強化を急ぐ考えを示した。写真は2016年10月千葉・幕張メッセで撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai) =Reuters提供
最終更新:3月15日(水) 3時16分
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