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本当は怖い“春インフル”の実態…球界、グラドル、キャスターまで感染も「4月患者発生数は10年変わらず」
4月21日(金) 17時09分配信 夕刊フジ

 日本ハム・大谷翔平投手(22)、阪神・藤浪晋太郎投手(23)、グラドルからキャスターまで…。4月に入ってもインフルエンザに倒れる著名人が相次いでいる。空気が乾燥する冬場に流行するというのが世間一般のイメージだが、専門家は「4月でも油断は禁物」と指摘する。実は怖い「春インフル」の実態とは−。

 野球つながりでは、8日の阪神対巨人戦の始球式で「神ピッチング」を披露したグラビアアイドル、稲村亜美(21)も翌日にインフルA型と診断され、仕事をキャンセルした。

 日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(45)も17日から、キャスターを務める夕方のニュース番組「news every.」を休んでいる。

 さらに埼玉県の県立高校では全校生徒966人のうち101人がインフルエンザに感染し、学校閉鎖となった。

 今年の4月はインフルが異常に流行しているのかと思いきや、近畿大学医学部の吉田耕一郎教授は「4月の患者発生数はこの10年変わっていない。インフルエンザは収束傾向にあるが、春になったらウイルスがなくなるものではない」と指摘する。厚生労働省の推計でも4月3〜9日の1週間で全国の患者数は約29万人いる。

 埼玉県の高校の学校閉鎖については「たまたま生徒が冬場にあまりインフルに感染せず、春になって感染した生徒から広がったのではないか」と、吉田氏はみる。

 この冬に流行したのはインフルA型だったが、大谷選手が今月感染したのはB型だった。吉田氏は「冬場にA型にかかった人が、B型ウイルスに感染し、再びインフルになってしまう可能性も否めない」と話す。

 感染を避けるにはワクチン接種が有効だが、冬の流行期のように用意している病院は少ない。春インフルはマスク、手洗い、人混みを避けることなどで、身を守るしかないというからある意味、冬場より恐ろしいともいえる。

 吉田氏は「春は花粉症などに注意が向かい、冬場ほどインフルを気にしない人も多いが、引き続き警戒すべきだ」と念を押す。

 年度初め、春インフルで出足をくじかれないようにしたいものだ。



[写真] 日ハムの大谷や稲村亜美(写真)も春インフルにやられた
最終更新:4月21日(金) 17時09分
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